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マハラジャがオーダーしたティー・ケース

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古い雑誌を処分しようとパラパラめくっていたら、マハラジャがLOUIS VUITTONにオーダーしたという、ティー・ケースの写真が載っていました。

「バローダのマハラジャが1926年にオーダーした、ティー・ケース。旅先での豊かな時間が想像できる一品」とあります。

詳細はわかりませんがティーカップらしきものや液体を入れるためのボトル、茶葉などを収納できそうな箱などが入っています。

中央がお茶を淹れるためのポット?でしょうか。

旅のためのお茶セットとは、贅沢ですね。

ところでバローダの場所がわからず調べてみたら、英語名はBaroda、Vododaraでインド北西部のグジャラート州というところでした。

1890年に完成した、ラクシュミ ヴィラ宮殿という様々な建築様式を融合させた宮殿に住んでいたようで、現在もその末裔の方がお住まいだとか。

マハラジャは、どこに出かけてどんなお茶を飲んでいたのでしょうかね。

スケールが違い過ぎて想像がつきません。。。




# by milkinfirst | 2014-11-28 20:49

紅茶スパイ ~英国人プラントハンター 中国を行く~

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チャの木には大別すると中国種とアッサム種の2種類あって、インドのアッサム地方にはアッサム種が、ダージリンには中国種が植えられている。

というのは、ご存知の方もいらっしゃると思います。

なぜでしょう?

ダージリンは標高が高いので、耐寒性のある中国種があっているから。

正解です。

では、誰がそこに運んで植えたかご存知ですか?

中国種の茶の木がどうやってヒマラヤ山脈のふもとに渡ったのか。

この本にその答えが書いてあります。

タイトルを読めば概要はつかめると思いますが、そこに至るまでに壮大な物語があったことを教えてくれる面白い本でした。

下手に私がここで説明するより、気になる方は是非ご一読を。

ちょっとお値段もするので図書館から借りましたが、情報量が多いので手元に置いておくために買おうかな…。








# by milkinfirst | 2014-11-27 15:25 | 紅茶の本

毎日を幸せに暮らす:紅茶と空間からアンチエイジング@三越 ハロッズプランテーションルーム

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スチュワード麻子さんと空間デザイナーの高原美由紀さんとのコラボレーション講座に参加しました♪

まずは、高原さんのインテリアから美しく健康になる、というお話。

色や、空間が人間に与える影響の大きさについてのお話を伺い、すごくためになりました。

現在も、人間科学について大学で学ばれているそうで、これからの生活についても取り入れたいポイントを沢山教えて頂きました。

続いて、麻子先生のお話。

イギリス人と日本人の考え方の違いをうまく取り入れながら楽しく充実した人生にするコツ、というか先生のお考えを、紅茶を絡めてレクチャーされていて、こちらもなるほど、とアフタヌーンティーを頂くのも忘れて聞き入ってしまいました。

自分のスタイルを確立されて、ご活躍中のおふたりの内側からにじみ出るオーラがとても素敵で光り輝いていました。

そういう方のオーラを肌で感じることもできたし、参加してよかったです♪

写真は、アフタヌーンティーのスタンドと、お土産のお茶。

このほかに、my ladyも一袋ありました。

今日もすごく良い一日だった!

先生方、同席させていただいた方、どうもありがとうございました☆




# by milkinfirst | 2014-11-25 16:09 | 紅茶話

とらやの紅茶羊羹 ×加賀の紅茶

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とらやの小型羊羹に「紅茶」味があるんです。

熊本県の「天の紅茶」を挽いたものを白あんに練り込んであり、この色は紅茶の色だそう。

普通の小豆と見まがうほどしっかりした濃い色ですね。

1時間も丹念に練り上げて固めたシンプルな和菓子=羊羹。

この年になってようやく、その良さがわかってきましたよ。

写真の量で、1本分です。

天の紅茶と合わせればよさそうですが、ないので、これで最後の「加賀の紅茶」と一緒に頂きました。

和紅茶講座に行って以来、セイロンやインドの紅茶ばかり飲んでいたので、和紅茶のどこか懐かしいような味もいいものだな、と思いました。

ところで、この箱に英語での説明が書いてありまして。

Main ingredients:sugar,white azuki and other beans,agar-agar,black tea

寒天ってagar-agarて言うんですね。agarだけでもいいみたいですけど。

アガアガってなんだかおもしろくてかわいい響きです037.gif




# by milkinfirst | 2014-11-21 11:14 | 紅茶×スイーツ

癒しのお茶 ~ダウントンアビーのヴァイオレット夫人の言葉~

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ダウントンアビー2の放送まであと10日。

私を含めファンの方は待ち遠しいと思いますが、ふと思い出したのが、バイオレット夫人の言葉。

メアリーが男性の事で傷ついている場面でした。

Nanny always said sweet tea was the thing for frayed nerves.

日本語訳を忘れてしまいましたが、傷ついた時には甘い紅茶が一番とばあやがいつも言ってたわ、のような趣旨だったかと思います。

紅茶って、お気に入りのティーウエアで華やかに気分を上げる飲み物でもあると同時に、なんだかほっとしたい時にもその香りと暖かさに包まれる感じがしませんか?

上手く表現できませんが、飲む時の気分で紅茶の役割が変わる、というか…。

なぜこのヴァイオレット夫人の言葉をを思い出したか、というと「今日は会社休みます」というドラマで、主人公の女の子が、恋愛関係で傷ついて帰宅した時、お茶を飲みながら、母親が「大丈夫よ」となぐさめるシーンがあったからなんです。

夜だったので、紅茶ではなく、ガラスのティーポットでハーブティーのようなものを淹れてガラスのカップに注いでいましたが、母の優しさ、温かさが表現されている気がしました。

楽しい、美味しい、だけではなく、癒しのお茶。

あたたかみのあるお茶の時間っていいな。

どちらも心に残るシーンでした。






# by milkinfirst | 2014-11-20 23:18 | 紅茶話